ENLIGHTEN ASIA 2021 in japan

IALD Japan初の単独開催。アジア各地とオンラインでつなぎ、
様々なセッションから“照明のニューノーマル”を探る。

2021年11月10日(水)~11日(木)の2日間にわたり、「Enlighten Asia 2021 in Japan」をオンライン開催。特に今回は、これまでの日本照明工業会と日経新聞社との共催によるライティングフェアーから離れて初の単独開催となりました。Pre-Eventでは当日のセッションに繋がる番組製作と事前配信、開催期間のConferencesではアジア各国とのライブ中継など、オンラインならではのメリットを最大限に活かす工夫を凝らし、新しい時代のイベントの在り方を探りました。今回は「Lighting for New Normal」をテーマに、IALDメンバーのほか様々な分野の専門家を交えてのセッションや世界6都市の学生のよるプロポーザルなど、照明のニューノーマルを探す議論が繰り広げられました。最終日のクロージングセッション「Hello Asia」ではアジアの11都市を中継でつなぎ、それぞれの都市の今の様子をリレー形式で紹介。最後にIALD本部のアシュリー・ロビンス氏がビデオレターで挨拶を行い、フィナーレを迎えました。

開催期間
2021年11月10日(水) 9:30-17:30
2021年11月11日(木) 9:30-20:00
会場
オンライン開催 (Zoom)
主催
一般社団法人日本国際照明デザイナーズ協会

Conference

森の時代
建築家 隈研吾 氏

これまで人々は大きなオフィスや工場というハコに閉じ込めるのが機能的だと考えられ、社会もま…

光の中に闇を見つける
―世界的な夜の喪失に立ち向かうための責任ある屋外照明デザインの役割―
ディレクター ジョン・バレンティン 氏

新たな環境上の脅威となっている「光害」は、夜空や夜行性野生生物、エネルギー安全保障、公共…

アジアのクリエーターはコロナ後に何を目指すか

パンデミックが終息した「コロナ後」は照明デザインと視覚環境にとって何を意味するのか、ユー…

照明デザイナーのパブリックポリシー

照明デザインの専門家集団(IALD Japan)が、混迷を続ける社会に対してどのような発言をして行…

禅宗様庭園における月明かりの様相

古来より、日本では月を愛でる文化があり、様々な芸術に取り込まれてきました。それは庭のデザ…

照明器具の読み方(機能照明と意匠照明)

照明デザイナーの仕事は光によって空間の機能を満足させた上で、情緒的な付加価値を与える事が…

星空と自然環境に配慮した光環境改善

美しい星空を保護する優れた取り組みが行われている地区として、国際ダークスカイ協会の「星空…

LEDの功罪

日本では、2011年の東日本大震災以降、一段と省エネルギーとLED化の動きが強まっています。それ…

Discovery of Lighting Design vol.1

国内外の照明デザインの現場を照明デザイナーがドキュメンタリータッチで紹介した動画を10月にP…

Discovery of Lighting Design vol.2

国内外の照明デザインの現場を照明デザイナーがドキュメンタリータッチで紹介した動画を10月にP…

All About Lighting Fixtures

3章からなるプログラムで構成されるこのセッションでは、Pre-Eventとして事前配信された7つのビ…

アジアの都市夜景・その現状と未来

学生ワークショップの提案を受けて、今後アジアの夜間景観がどのように進化していけばよいのか…

2030 アジア夜間景観プロポーザル

プレイベントで配信されていた『「アジアの都市夜景 / 今と未来」学生ワークショップによる調査…

Hello Asia

2日間オンラインで開催されてきた「Enlighten Asia 2021 in Japan」を締めくくるクロージングセ…