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イベントレポート
2018.11.17
第2回 照明トレンド オンステージ
2018年11月17日、東京デザインセンター5階のcrafTecギャラリーを舞台に第2回照明トレンド オンステージが行われました。今回のテーマは「イロモノ照明」で、それぞれ特徴ある4社が集まり、緊張のプレゼンがスタートしました。トップバッターは、光と照明のトータルソリューションプロバイダ、ウシオライティング(株)。紹介されたのはRGBW LED光源を搭載し、高品質でクリアな白色光が特徴的な「INVUSUA」。従来の照明手法が使える上に陰影をキレイに出せて、試験光として使用されるほどの高い演色性を誇る器具で、質問タイムでも演色性や光の質についての質問が相次ぎました。
次に登場したのは、視認性に定評のあるカラーキネクティス・ジャパン(株)。4色の光源と新技術「インテリヒュー」を採用した器具のプレゼンを実施。鮮やかな色彩や高品質な白色、マクアダム2step以内で色ムラを抑える機能面、さらは、エンパイア・ステート・ビルでの事例を交えながらクラウドシステムの紹介が行われました。質問タイムには、後の2社のプレゼンにも影響を与える「黄色出してみて」の質問が飛び出し、以降、「イロモノは黄色でチェック」という基準ができました。
3番手は、ハイパワーRGBW投光器ダイナシューターを携えて、パナソニック㈱ エコソリューションズ社が登場。その定評に違わない、色ムラのない超狭角配光でピンスポット演出ができる上、耐風・耐雷といったタフさで、屋外用としての性能の高い器具のプレゼンを行いました。質問でも「黄色を出して」から始まり、鋭いツッコミに本音がポロッと出る場面も。
最後に登場したのは、舞台照明などトータルエンターテイメントを提供するマーチンプロフェッショナルジャパン(株)。白色光源にフィルターをかけるCMYカラーミキシングにより、黄色はもちろん中間色もキレイに表現できる屋外用の器具を紹介。カラーだけでなく、7パターンの柄やアニメーションを映し出すこともできるこの器具は常設されている施設もあり、事例を交えながらのプレゼントなりました。質問タイムには厳しい意見も出ましたが、お互いがより良いモノを作り出して行こうとする雰囲気が感じられました。
【日時】2018年11月17日
【会場】東京デザインセンター5階crafTecギャラリー
【プレゼンテーション】ウシオライティング(株)、カラーキネクティス・ジャパン(株)、パナソニック㈱ エコソリューションズ社、マーチンプロフェッショナルジャパン(株)
【主催】IALD Japan
【共催】日本インテリアプランナー協会、東京インテリアプランナー協会、日本商環境デザイン協会、東京デザインセンター