Activity

イベントレポート

2023.03.23

Chase the Dark 2023

2023年3月23日に毎年恒例のIALD国際イベント「Chase the Dark」が行われました。

今年のテーマは ”Shadow Play”。IALD JAPANではコロナ禍中オンラインでのみ開催しておりましたが、今回は五反田の東京デザインセンター内crafTecギャラリーをお借りして、少人数ながら学生さんにも参加いただきリアルとオンラインのハイブリッドにて開催しました。

更に今回は、時差も少ないということからオーストラリアと繋ぐという新しい試みも行いました。

事前にオーストラリアの担当者とコミュニケーションをとったものの、結果は日本、オーストラリアそれぞれがリアルでイベントを行っていて、お互いにコミュニケーションをとることは難しかったと思います。ですが今後も前向きに展開できると感じました。

五反田でのリアルの ”Shadow Play” については、私も含め良い息抜きになり楽しめたのではないかと思います。(永島和弘)

                 

2023年度の「Chase the Dark」は、COVID-19パンデミックが落ち着きはじめ、IALD JAPANでは久しぶりにリアルイベントとしての開催となりました。

会員である照明デザイナーや学生、事務局スタッフがIALD JAPAN事務局のある東京デザインセンターに集まり、海外デザイナーとコミュニケーションを図りつつ、各自が本年度のテーマ ”Shadow Play” に沿った表現を模索するというワークショップ形式で行われました。

いろいろな素材や光源を組み合わせながら、照明デザイナーを志す若い学生との共同作業は、改めて光の可能性を再認識するよい機会になったと思います。

限られた時間ではありましたが、時と場を共有した今回のイベントは、とても有意義な時間となりました。(垂水茂喜)

           

オーストラリアから西廻りで世界都市のサンセットの時刻に、その年のテーマに沿って撮った光の写真や短い動画をInstagramにアップしていき、世界を光で繋ぐという企画の「Chase Dark」の趣旨を生かし、今回は初めての試みとして、IALD JAPANとIALD

AUSTRALIA, NEW ZEALANDとZOOMで約30分程度の同時開催を致しました。

各国の会場では参加者が黙々と作品を製作していく状況を垣間見ることができ、Instagramでは見ることのできない製作工程を同時刻に共有するという非常にリアルな感覚を味わうことができました。

また、オーストラリアと日本の照明デザイナーがパンデミックから回復しつつある2023年に期待を寄せつつ、各国の照明デザイナーの現状などカジュアルに会話をすることができました。(小西美穂)