Activity

イベントレポート

2021.03.18

Chase the Dark 2021

2021年度の「Chase the dark」は昨年に引き続いてCovid-19パンデミックの緊急事態宣言下での実施となりました。このイベントは各所での光の風景や、現象をSNSに現地時刻でアップし時差ワールドツアーで世界を繋ぐ、と言う企画です。COVID-19パンデミック前までは、仲間や家族で集合して参加し、その光の中でのアフターパーティもあったのですが、「集まることを避ける」というパンデミックレギュレーションのもと、昨年は其々が個々でSNSにアップして巡る地球一周となりました。しかしその状況は、SNSにアップした写真の反応が感じられない、見えない、つながりがリアルではない寂しさをアップ後に感じ、果たしてコミュニケーションなのか?と言う意見から、IALDJ 2021年の開催はZOOMにてそれぞれのライトアップをLIVEで繋ぐ形式としました。

昨年よりも日本国内でも様々な環境、地域に身を置きながら、光という共通手段を使いながら、楽しい時間となりました。今年のテーマは‘acknowledge the power of light in human life’ 様々な美しいシーンや、光の現象がアップされている中で、私は、日常の生活の中にある飲食店空間が、非日常に追いやられながらも、楽しい日常の場所に戻ることを念頭に、人数制限しながらも継続営業している姿勢を応援するという想いで、近所のよく行く「BAR」をライトアップし、SNS投稿し、その現地からの生中継のとなりました。LIVETIMEは日本での参加者も昨年より増え、様々な光の写真や映像を共有できた時間になり、アフターパーティはできませんが、オンラインLIGHTパーティになれた様に思います。

IALDのHPでもToronto/Eastern Canada  Melbourne  New York / New England

Philadelphia  Sydneyでもオンライン開催が紹介されていました。

今回のオンライン開催の状況を踏まえて、2022年はどの様に開催できるのかはまだわかりませんが、コロナ禍だろうとコロナ禍でなかろうと、年に1度、どこにいても誰といても一人でも沢山でも、肩の力を抜いて光の現象や発見をみんなで持ち寄り、語り、繋がれるコミュニケーション企画になっていくと考えています。

(山下裕子)