Activity
イベントレポート
2022.03.1
第36~38回 コミュニケーションバー InaBar レポート
「InaBar」はIALD Japan事務所のバーコーナーで行われるユニークな「トーク&バー」。店主である稲葉さんより話題提供者が適宜指名され、基本毎月第一火曜日(祝祭日、GW、8月は除く)にハイクラスな照明の話題とワインを楽しんでいただけます。条件はマイグラスの持参。ソフトドリンクも多種ご用意しておりますのでワインを飲めない方も是非ご来店ください。
※現在は、コロナ禍の影響でオンライン開催が続いております。
2021.12.7
第36回 『みなさんは施工会社の適正見積価格の判断ってどうしてますか?』
スピーカー:菅原千稲さん
開催場所:オンライン
今回は、話題の提供というよりも菅原さんが来店者に聞いてみたい。ということで始まりました。製作台数の違いによるコスト+流通する会社の数によるコストなどの条件で判断するのでは?といった感じで、特に結論が出る訳ではなく話は進んでいきました。
後半は皆さんの昔話で盛り上がりました。
オミクロン株も市中感染が発表され、また、冬らしく寒くなってきました。
皆様、体調に気を付け、良い年をお迎えください。
InaBar店主:稲葉裕
2022.02.01
第37回 『大袈裟ですが、私が世界を知った瞬間x3』
スピーカー:近田玲子さん
開催場所:オンライン
今回のテーマの中のx3は何を意味していたのか・・・。
近田さんが2001年に運用前のアルマ望遠鏡施設見学に行った時の話で、画像と共に展開していきました。
この施設建設の為の資金を集める人たちと食事をしていた時の話。ヨーロッパの研究者にこの施設で何が欲しいか聞いたとき「プールが欲しい」と答えた、とのこと。
標高5000mという過酷な立地に、本国と同じ生活を持ち込みたい。という日本人では考えられないヨーロッパ人の意識が「世界を知った瞬間x1」。
次はトイレの話。日本の研究者はトイレに行く際、日本の研究棟からスコップを持って屋外に行き、用を足す。ヨーロッパの研究棟は室内にトイレがあり、用を足した後、蓋をしてボタンを押すと、一瞬にして灰になる便器を使用していた。この発想に「世界を知った瞬間x2」。
続いて、施設見学が終わり帰りの移動バスでの話。ワールド・トレード・センターがアタックされた、と聞くとすぐに「オサマ・ビン・ラディン」と首謀者の名前を次々に口にした。この情報の速さが「世界を知った瞬間x3」。
ということで話は終わり、日本の常識と世界の常識の違いを改めて感じたInaBarでした。
InaBar店主:稲葉裕
2022.03.01
第38回 『私が尊敬するデザイナー達。1. 亀倉雄策、2. 倉俣史朗』
スピーカー:小西武志さん
開催場所:オンライン
話題のテーマは「私が尊敬するデザイナー達。1. 亀倉雄策、2. 倉俣史朗」でした。この二人はデザインを生業としている人は絶対に知っていなくてはならないし、尊敬している人も多くいると思います。書物やTVなどである程度二人の人物像は知っていると思うのですが、亀倉雄策さは、小西さんがヤマギワ時代経営上の相談を受けていたことや、倉俣史朗さんデザインのKスポットは、スポットライトのデザインを依頼した際、スポットライトを分解し骨組みだけにしてこのデザインに決めたなど。小西さんが二人と実際に出会い、その場に居た時の感じがリアルに伝わり素晴らしいInaBarでした。もっともっと話を聞いていたかったのですが、閉店の時間となってしまいました。
InaBar店主:稲葉裕